実際システム導入して使ってくれるの?~ナレッジIT導入の際の3つのポイント~【中編】

横瀬 未典(よこせ みのり)

こんにちは!

ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の横瀬未典です。

あっという間に12月になり、今年も残すところわずかとなりました。

少し前までは12月と言ったら「クリスマス🎄🎅」という印象が強くて、わくわくする月でしたが、社会人になってからは年末!年納め!感が強い気がします。


弊社エントランスにもクリスマスツリーが飾られています


師走特有のなんだかバタバタして落ち着かない日々を送っているみなさまも多いのではないでしょうか、、?

体調だけは崩さないように、引き続き、手洗いうがいを徹底して、乗り切りましょう!!

目次

  1. ◎前回までの振り返り
  2. ポイント2 ナレッジの動脈と静脈
  3. まとめ
  4. アクセラテクノロジからのお知らせ

◎前回までの振り返り

さて、前回からは、実際にシステム導入を検討される際に、よくうかがう「実際システム導入して使ってくれるの?」というお困りごとについてご説明してきました。

現場で使われ続けるシステムにするためには、ナレッジIT導入の際に「3つのポイント」を押さえておく必要があります。


ポイント1 ナレッジがちゃんと「見つかる」
ポイント2 ナレッジの動脈と静脈
ポイント3 ナレッジ活動の業務への組込み

今日はポイント2つ目です。

ポイント2 ナレッジの動脈と静脈

前回、業務の現場で継続的に使ってもらうためには、社員が「これは助かる」「役に立つ」と実感できることが重要と申し上げました。

そのためにも、業務に関わるナレッジが、現場の隅々まで循環していく仕掛けが必要です。私たちはそれを、体内に血液を循環させる血管に例えて「ナレッジの動脈と静脈」と呼んでいます。

ナレッジの「動脈」は、ナレッジベースに蓄積された形式知を、業務の現場に伝える流れ。ナレッジ共有のスタートです。例えば、マニュアルなどの形で、管理・責任部門が最低限の形式知を「ナレッジの動脈」経由で現場に届けていると思います。

そして、ナレッジの「静脈」は、届けた形式知に対する現場からの気づきなどを戻す流れ。

例えば、現場の担当者が、間違いや例外がないかといった「内容」をフィードバックしたり、現場でナレッジがどのように探され参照されたかといった「行動ログ」のフィードバックもあるかもしれません。

このナレッジの動脈と静脈の循環がうまくいけば、業務の現場のニーズ、そして気づきにもとづいて、新たなナレッジを集め、それをナレッジベースに反映させる事で、再び現場に配信していく活動ができます。
そうすれば、業務の現場で社員が「これは助かる」「役に立つ」と実感できるようになるでしょう。

◎まとめ

現場で使われ続けるシステムにするために、ナレッジIT導入の際に「3つのポイント」を押さえておく必要があります。

ポイント1 ナレッジがちゃんと「見つかる」
ポイント2 ナレッジの動脈と静脈
ポイント3 ナレッジ活動の業務への組込み

ポイント2については、


①業務に関わるナレッジが、現場の隅々まで循環していく仕掛けが必要。

②それをアクセラテクノロジでは、体内に血液を循環させる血管に例えて「ナレッジの動脈と静脈」と呼んでいる。

この2点を覚えていただければと思います。

さて、今年の8月からはじめたこのブログも今日が年内最後の更新となります。一度でも読んでくださったみなさま、今年一年間大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします!

◎アクセラテクノロジからのお知らせ

ナレッジIT導入の際に「3つのポイント」については、ブログ執筆メンバーの村上が講師を務めるセミナーで詳しくご紹介しています。

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横瀬未典(よこせみのり)

ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の社員です。「お客様満足」「技術伝承」「生産性向上」…働くみなさんのお困りごとを、ナレッジマネジメントでご支援させていただいています。

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