技術的、専門的な対応ができるのが部長しかいなくて困っています。~カン・コツやノウハウはどうやって形式知化したらいい?~

横瀬 未典(よこせ みのり)

こんにちは!

ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の横瀬未典です。

先週の投稿で、『二度の飯と二度寝が充実した秋にしたいです!笑』と書きましたが、さっそく先週の連休はたくさん食べて、たくさん寝た休日になりました。

そのうちの一食がこちら。オンラインイベント「Accela2021」の事前申し込み特典としてお客様にもプレゼントしていた、アクセラテクノロジ謹製 超繫盛カレー🍛


大きめのチキンがごろっと入ったトマトの酸味とスパイスが効いたカレーなので、無印良品でナンキットを買って、自家製ナンとともにいただきました。カレーはもちろん、ナンも本格的で、自宅にいながらもおいしいカレーが食べられて大満足でした😋

目次

  1. ◎先週までの振り返り
  2. ◎今回のトピックは「技術伝承」!
  3. ◎暗黙知を形式知にするには?
  4. ◎まとめ


◎先週までの振り返り

さて、先週までは、アクセラテクノロジ創業20周年を記念して、みなさんに、弊社のことをより知っていただくために、社長の進藤へのインタビューを二週に渡ってお届けしてきました。(まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ

今週からは再び、働くみなさんのお困りごと解決にお役立ていただけるようなトピックをお届けしていきます!

◎今回のトピックは「技術伝承」!

さて、日頃、ナレッジマネジメントで業務改善のご支援をさせていただいているなかで、みなさんからよく聞くお困りごとは「技術伝承」です。

タイトルにもあるような、

「技術的、専門的な対応ができるのが部長しかいなくて困っています。」

というようなお悩みです。

以前、【ナレッジマネジメントってなに?】の投稿でも記載したように、会社の業務における知識がいつでもだれでもが使える状態になっておらず、ベテラン社員の頭の中だけにある知識(暗黙知)に頼りっきりになってしまっていることがあるかと思います。

さて、そんなカン・コツやノウハウと言われる暗黙知を、どうやって人に伝承できるような状態である形式知にしたらいいでしょうか?


◎暗黙知を形式知にするには?

今回は、ふたつの方法をご紹介したいと思います。

まず、ベテラン社員の持つノウハウは、ふたつに分類されます。

①現場のテクニック②頭の中の思考手順です。



まず、①現場のテクニックです。


これは現場のテクニックを動画で継承するのが効果的です。

ただ、作業を動画で撮影するだけでなく、


1.作業をチャプターごとに区切り、シーン一覧から手順のノウハウを残す
2.さらに詳細なテクニックをコメントで残す


以上のようなステップによって、伝承が困難な現場のノウハウを形式知化することができます。



つぎに、②頭の中の思考手順です。


これは、シャドーイング(聞き取り記録)で思考手順を継承するのが効果的です。

1.ベテラン社員に中堅や若手社員が張り付く
2.事象に関してひとつひとつ質問していく

2.で質問していく際は、どういった観点で見ているのか、何を判断しているのか、どういう順番で見ているのか、何を考えているのかなど、できるだけたくさん質問をしていくようにします。

この方法は、手順や方法だけでなく、キーワードを引き出していくように意識するといいですね。


◎まとめ

今回のテーマは、技術的、専門的な対応ができるのが部長しかいないというお困りごとでした。


カン・コツやノウハウと言われる暗黙知を、人に伝承できるような状態である形式知にする方法は、「動画による継承」「シャドーイングによる継承」があります。

このふたつの方法を実現できるのがアクセラテクノロジのナレッジ活用ツールです。ご興味のある方は、下のリンクよりぜひ一度お問い合わせください!

横瀬未典(よこせみのり)

ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の社員です。「お客様満足」「技術伝承」「生産性向上」…働くみなさんのお困りごとを、ナレッジマネジメントでご支援させていただいています。

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