自動翻訳連携による多言語サポートで生産性向上~今の翻訳精度でも実用性はあるの?~
こんにちは!
ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の横瀬未典です。
5月になり、あっという間にゴールデンウィークも終わって、もう来週には6月ですね!わたしは最近、と言ってもここ一年くらい、流行りに乗ってオートミールにハマっているのですが、先日オーブンを新調したので、お休みの日はいろいろお菓子を作っています🍩🍪
オートミールと豆腐で生地を作るあんパンや、オートミールとバナナで作るマフィン、オートミールのグラノーラなど、こんな材料でこんなものが作れるのか!と毎回レシピを見ては驚いています!
目次
◎前回までの振り返り
◎自動翻訳による生産性向上
①会社独自の「翻訳辞書」整備
②自動翻訳結果に専門家が修正できる仕掛け
◎アクセラテクノロジからのお知らせ
◎前回までの振り返り
前回は、日本と海外拠点のメンバーとのナレッジ共有事例をご紹介しました。ご紹介した事例は、弊社ホームページにもインタビュー記事として掲載がございます。以下リンクより、ご覧ください!
・90を越える海外生産拠点へ環境対策を推進、優れた取組みを各拠点へ展開
事例のひとつとしてご紹介したダイキン工業様では、自動翻訳機能を使って、日英中の3か国語でナレッジ共有に取り組まれているのがポイントでした。そこで、本日は、自動翻訳機能について、さらに深堀りしていきたいと思います!🌎
◎自動翻訳による生産性向上
自動翻訳は、現在の技術レベルにおいても使い方次第で、海外拠点とのやりとりで生産性向上に貢献します。現場の担当者が現地語で理解しやすくなるのはもちろん、管理職や日本からの駐在者による「翻訳」負担を減らすことができます。
海外出張のハードルが上がったこのご時世において、今まではすぐに現地に行って解決していたような問題も、テキストベースでのやり取りで解決しなければならないことも増えたのではないでしょうか。
また、昔のように海外拠点に大勢の日本人が赴任しているケースは少なくなっているようです。場合によっては、現地会社の社長や所長クラスしか日本人がいない場合も多いのではないでしょうか。
そのような状況で、技術トラブルや課題があったときに、監督者的な立場の人が、日本本社とのやりとりなど「翻訳」に駆り出されたのではたまったものではありません。
Google翻訳などに代表されるAIを活用した最新の翻訳技術であれば、完璧な現地語とまではいかなくても、おおよその意味が通じるようになります。それだけでも、現場の担当者はかなり助かります。
さらに!実用性を増すための大事なポイントは2点あります。
①会社独自の「翻訳辞書」整備
②自動翻訳結果に専門家が修正できる仕掛け
ひとつずつ見ていきましょう。
①会社独自の「翻訳辞書」整備
「翻訳辞書」は、その業務ならではの専門用語や、その会社の社内用語、これらを各言語ごとに対にしたものを言います。
いくら自動翻訳の性能が良くなっても、業界ならではの言葉などは、知らなければ翻訳はできません。
また社内用語については、グローバル企業の場合、各言語ごとに、どのような単語を使うかを決めている場合が多いと思います。それをそのままシステムに教えてあげるのです。
このように「翻訳辞書」をきちんと整備し、自動翻訳機能に事前にインプットしておくことで、翻訳の精度はぐっと上がります。
②自動翻訳結果に専門家が修正できる仕掛け
「専門家が修正できる仕掛け」については、海外とのやりとりもきちんとナレッジとして保存し、再利用しようという考えが根底にあります。
日本の本社やサポート窓口に確認して得られた問題解決のための知識は、その都度きちんとナレッジベースに格納しておけば、次に問題発生した際には、ナレッジベースを検索するだけで問題解決ができるようになります。
とはいえ、やはり自動翻訳だけでは、ときに分かりにくい言い回しや誤訳も起きます。そこで、何度でも役に立ちそうな知識は、できれば現地語ネイティブな担当者が修正して保存しておくことで、後々の活用に役立てることができます。
以上の2点を、海外拠点とのナレッジ共有の際のワークフロー内に埋め込んで運用することで、自動翻訳は実用的なソリューションとなります。
◎アクセラテクノロジからのお知らせ
ここまで、自動翻訳について興味を持ってくださったり、以下のようなお困りごとに少しでも思い当たる節があるあなた!💡
✔ 拠点によってサポートの品質にバラツキがある
✔ 現地駐在員にサポート対応の負担が大きくのしかかっている
✔ 言語の違いや時差が障壁となり拠点間での知識共有が進まない
弊社では、グローバル展開サポートナレッジとして、海外拠点サポートの達人をコンサルティングとともにご提供しております。
資料ダウンロードはこちらから!👇
横瀬未典(よこせみのり)
ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の社員です。「お客様満足」「技術伝承」「生産性向上」…働くみなさんのお困りごとを、ナレッジマネジメントでご支援させていただいています。
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