ナレッジ活用とナレッジ創出～BizAntennaとK-Boardってどうやって使い分けるの？どうやって連携させるの？～

こんにちは！
ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の横瀬未典です。

6月になり、梅雨の季節が近づいてきました☔🐌雨の日を快適に過ごすためのアイテムはいろいろありますが、その中でも「傘」は必需品ですよね。

先日、天気予報を見ずに家を出て、帰宅時間にゲリラ豪雨に遭遇したわたしは、家にある折りたたみ傘も撥水性が悪くなったと感じていたので、新しい折りたたみ傘を買いました。

そのとき、折りたたみ傘はわりと定期的に買い替えるけど、長傘ってずっと使っているな？！と思いました😳

記憶が正しければ、いま使っているものは高校生くらいからもう10年近く使っている気がします、、、！

最近は、ビニール製の長傘でも、クリームソーダ柄やクラゲ柄など、色や透け感がかわいいものもたくさんあるので、どんよりしがちな雨の日を楽しく過ごすために、新しい傘を買いたいな～と思っています！

◎前回までの振り返り

前回は、海外拠点とのやり取りにおいて重要な自動翻訳について、生産性向上のための使い方をご紹介しました。

また、前々回までは、

時間や場所の制約を超えたナレッジ創出のツールとして、ナレッジボード「K-Board」

人・時間・場所に依存しないナレッジ活用のツールとして、ナレッジベース「BizAntenna」

について、2回に渡りご紹介してきました。
BizAntennaとK-Boardは、弊社が提供するナレッジIT2大ツールです。

さて、この2つのツールはどう使い分ければいいのでしょうか。

タイトルにもあるこの質問・・・
ずばり！使い分けというより、ぜひこの２つのツールを「一緒に使っていただきたい」と思っています。

ナレッジマネジメントによる業務改善の取り組みにおいて、「ナレッジ活用」と「ナレッジ創出」の2つを柱にして、ナレッジのスパイラルをまわしていくことが大事、というのはナレッジマネジメントの基礎の基礎になります。

（こちらも参考になさってください！）

BizAntennaは、世の中で「ナレッジベース」と呼ばれるITシステムで、形式知化されたナレッジを簡単に検索して活用するツールです。

まずは、既存の形式知化されたナレッジ（FAQ、製品マニュアル、作業手順書、設計規約集、過去トラ、等々）をナレッジベース上で、各業務の現場で共有、活用します。

一方、すでに用意された形式知だけで対応しきれない状況や、現場ならではの新たな課題も出てくることでしょう。

そのようなときに役立つのが「ナレッジボード」K-Boardです。
ブレインストーミングやなぜなぜ分析など、業務に関わるメンバーが一緒になってアイデア出しを行えるツールです。

絵や文字を共有するオンラインホワイトボードと異なり、人のアイデアに自分のアイデアをつなぎ、積み上げるような、感性に訴える操作が場を盛り上げ、脳みそを活性化させます。

その後は、K-Board上で生み出されたアイデアや方式を、新たなナレッジとして活用していきます。

ナレッジを活用して業務を良くし、良くなった業務の中から新たなナレッジを生み出す・・・これこそがナレッジのスパイラルです。

BizAntennaとK-Board、この２つのツールで、ナレッジの活用と創出を実現し、ナレッジのスパイラルを描く・・・そのような使い方をしていただきたいと思っています。

このようなナレッジのスパイラルを描くようなITの使い方こそがナレッジマネジメントのSECIモデルを回すことそのものになるんです。

（SECIモデルについてはこちらを参考にどうぞ）

Accela Suiteは、このような思いから、BizAntennaとK-Boardをセットにして商品化されました。

ぜひ、使い分けではなく、両方一緒に活用し、ナレッジで、貴社の業務を改善していただきたいと思います。

横瀬未典（よこせみのり）

ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の社員です。「お客様満足」「技術伝承」「生産性向上」…働くみなさんのお困りごとを、ナレッジマネジメントでご支援させていただいています。